▼自己紹介
NPO法人日本マリネラ協会の高林と申します。
日本マリネラ協会では、南米三大ダンスの1つである「マリネラ」をより多くの方に楽しんでいただけるように、
世田谷区、目黒区でアカデミア‣バイラペルーというダンス教室を行っております。
世田谷区バイラペルー、マリネラダンス教室には子どもから大人まで、幅広い世代の方にご利用いただき、
楽しくダンスを踊りながら、基礎からしっかり学び、マリネラの魅力を知ることができると好評です。
マリネラはペアで踊るのがベーシックなスタイルですが、最近は振付を創作し、ペアダンスに限らず様々な組み合わせで踊る場面も増えており、組み合わせの多様性を楽しみながら踊っていただけます。
▽以下、マリネラダンス動画です。
私は、マリネラダンスと出会い、ペルーという国を知り、その素晴らしさや奥深さに感動し、それらを日本中の人々に知って欲しくて活動を始めました。
日本人とペルー人の『共存、共栄、共助』をもって共に夢をかなえ、未来を創ること、またペルー人青少年の日本社会への積極的参加を応援することを目標に活動しています。
マリネラの主な活動内容は以下です。
【活動内容】
1,マリネラダンス教室
2,在日ペルー人青少年へのスペイン語検定試験受験のサポート(受験費用無料)
3,スペイン語で気軽に話すお茶会(無料)
4,文化紹介イベント「まるごとペルー」開催
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
現在、日本には在日ペルー人が約5万人います。その40%が永住として日本で生活をしています。
約35年前から、移民政策として多くのペルー人が日本へ移住しました。
ペルー人たちは家族に仕送りをするために日本に来ましたが、日本語が全く分からない状態で来たため、コミュニケーションがうまく取れず、苦労の連続だったようです。
その後、彼らにも子どもが産まれ、その子どもが大きくなり、学校へ通うようになった時、学校の中では外国人ということで、容姿のことでからかわれたり、辛い思いをしています。
また、日本で生まれたにも関わらず、在日ペルー人の子どもたちには日本国籍は与えられません。
彼らの心の中に自分のアイデンティティーとは?という疑問が生じることは否めません。
現在在日ペルー人は、ペルーに仕送りをしながら働いており、いつかペルーに帰りたいと思っている方も多くいます。
子どもたちは日本生まれの日本育ち、日本しか知りません。
このまま親の言う通りにペルーに帰って、何ができるでしょうか。
ある在日ペルー人の子どもに夢を聞くと、結婚して子どもを産むことが夢だと言います。それは良いことなのですが、
学校を出て、やりたいことが出来る会社に就職したいというような夢や目標がありませんでした。
そんな子どもたちに、夢や希望をもって社会へ飛び出してほしいと思い、子どもたちの語学を生かす活動を始めました。
子どもたちは日本語、英語、スペイン語ができるので、語学に関する資格を取れば、内申書や履歴書にも書けて、就職でも有利になると思いました。
▼在日ペルー人青少年をサポートするための活動
スペイン語検定受験 ESPA(エスパ)
日本で暮らすペルー人家庭の中でスペイン語を話すことが出来る青少年に対して、早くからスペイン語教育を日本語で行い、
検定試験に合格するためのプログラムです。
在日ペルー人青少年が無料で検定受験のための勉強をし、試験にチャレンジすることができるプログラムです。

ESPA(エスパ)のステップ
1,在日ペルー人青少年は無料で検定試験を受けることができる。
2,資格を得た在日ペルー人青少年達が日本人とスペイン語で関わる。
3,日本人のスペイン語人口を低年齢化する。
4,このようなサイクルを生み出し、日本におけるスペイン語力の 底上げする。
5,日本にスペイン語表記を一般化する。
資格取得者の中には、現在短大に通いながら、日本語学校の講師のアルバイトをしつつ、通訳者になることを目標に頑張っている子もいます。
資格取得により自信がつき、夢ができたと嬉しそうに語ってくれる姿を見て、私もとても喜ばしい気持ちになりました。
彼等のスペイン語は日本人ではまず持つことが出来ない素晴らしい価値なのです。
それを検定を受けることで目に見えるお免状ディプロマとして手にすることで彼らの心の中で存在価値が高まるのです。
なお、ESPAの受験料は5級で5,000円かかりますが、弊協会で負担しております。
受験勉強のためのテキスト料(2,200円)についても同様です。
多くの在日ペルー人青少年にスペイン語検定受験を受けてほしいと思っています。
▼マリネラ以外の活動
6/12(日)東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサートに参加しました。

ドレミファダンスコンサートとは、知的・身体・重度・視覚・聴覚障害、ダウン症など、あらゆる障害のある方々、そのご家族、施設の方々をご招待し、様々な音楽とダンスを自由に、心から楽しんで頂く事を趣旨としたコンサートです。
日本マリネラ協会は、世界のダンスをご紹介する企画でペルーのマリネラダンスを皆様に披露いたします。
ご支援の一部は、東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサートへ寄付させていただきます。
*佳子内親王殿下にご臨席賜りました。

特定非営利活動法人アヴァHPより
「当法人では、障害のある方、ご家族、施設の方々をご招待し、自由にダンスと音楽を楽しんで頂く「東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート」を開催し、障害者支援・社会福祉に取り組んでいます。本事業の継続、発展のため、皆様からのご寄付をお願いしております。頂いたご寄付は全額、ドレミファダンスコンサート運営資金に充て、大切に使わせていただきます。本事業の趣旨にご賛同いただき、ご支援、ご協力いただければ幸いです」
▼応援金に伴う返礼品一覧
・東京都障害者ダンスチャリティコンサートへの応援金(1,000円)
返礼品:サンクスメール(マリネラの写真付き)
・日本マリネラ協会への応援金(3,000円)
返礼品:サンクスメール(マリネラダンス動画付き)
・東京都障害者ダンスチャリティコンサートへの応援金(5,000円)
ペルー伝統の水引アクセサリーをお送りします。アクセサリーの種類はお選びいただけます。
・在日ペルー人への応援金(10,000円)
ペルーの特産品の詰め合わせをお送りします。
・ペルー伝統料理店でのディナー券(30,000円)
東京都内にあるペルー料理店のディナー券をメールにてお送りします。
▼資金の使い道
・ESPAのテキスト代(一冊2,200円)、受験料(一人5,000円)
・スペイン語お茶会等イベント運営費用
・東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサートの応援
・ダンスの会場費
▼最後に
日本マリネラ協会はNPO法人として活動しているため、会員の皆様の年会費が活動資金です。
補助もないため、活動を持続させるには厳しい状況が続いています。
それでも、多くの方にペルーの魅力を知っていただくため、在日ペルー人の子どもたちが自分に自信をもって社会へ羽ばたいていけるよう、活動を続けていくつもりです。
ぜひ、皆様からのご支援をお願いいたします。
▼お問合せ
NPO法人日本マリネラ協会
事務局:高林 麻子
〒158-0082 東京都世田谷区等々力6-38-18
090-2728-9875
営業時間 10:00~19:00 定休日 不定休
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